レモンの洗い方

レモンの栄養 は果汁だけじゃなく皮にもあること想像は尽きますよね。
でも、レモンにがぶっとかぶりついて食べる人ってなかなかいないはず。
そのまま食べるには酸っぱすぎるし、たくさんの量を食べるというものでもないですし。
でも、レモンの栄養パワーがすごくて、これはもう、食べるしかありません!

レモンに含まれる栄養素

レモン果汁に含まれる特徴的な栄養成分は、クエン酸とビタミンC(アスコルビン酸)などです。
その他に主要なビタミン、ミネラルがこちら。

レモンに含まれる主な栄養素

ビタミン類 :ビタミンC 葉酸 パントテン酸 ビタミンB1、B2、B6 ビタミンA ビタミンE ナイアシンなど
ミネラル類 :カリウム マグネシウム カルシウム ナトリウム 銅 など

レモンの皮も一緒に食べると、同じ量でビタミンやミネラルなど倍の量が摂取できます。
そして、レモン果汁や果肉部分にはない成分がレモンの皮にふくまれていたりするので、レモンの皮は捨てずに食べたいものですよ。

レモン果汁に高含有のクエン酸のうれしい作用

レモンを口にした瞬間のあの「酸っぱっ」さはクエン酸が多く含まれるから。
酸っぱさの元であるクエン酸は「キレート作用」というミネラルと結合する作用があります。
レモンをそのまま単体で食べることはあまりなく、絞って果汁を料理にかけて食べたりすることが多いですよね。
この、他の食べ物と一緒に食べることに実はとてもありがたい作用があるんです。
レモンと他の食品を一緒に摂ることで、鉄分やカルシウムなどのミネラルの吸収を良くするのだとか。
バランスのよい食事をすることは大切だけど、忙しかったり、一人暮らしで一人分の食事を作るのはめんどくさい。
そうなると、自然と摂るべき栄養素は不足しがちになりますよね。
そんな不足しがちな栄養素は、レモンを一緒に摂ることで吸収率が良くなるというのはちょっとうれしいことでゃないでしょうか?
また、クエン酸は血中乳酸の除去を促進する効果もあるので、運動後にレモンを食べると疲労回復に役立ちます。

ビタミンCとフラボノイド抗酸化免疫力アップ!

そして、レモンと言えばビタミンC!
身体の中で作り出すことができないビタミンCは、食べ物などから積極的に摂り入れる必要ある栄養成分です。
特に喫煙される方は、ビタミンCの血中濃度が低くなるので、より多く必要になります。
ビタミンCはコラーゲン生成に深く関わっていたり、身体を酸化から守る、免疫力を高めるなど健康には欠かせないものです。
コラーゲン生成に関わる
コラーゲンは細胞同士をつなぐ「接着剤」の役割があり、身体全体の細胞をつなぐ働きをしています。
お肌のハリを保つたんぱく質の一種。
ビタミンCが不足するということは、コラーゲン生成が正常に働かず細胞がバラバラに・・・。
その結果、肌荒れや、歯茎の出血や皮下出血、ケガの治りの遅れなどの原因を招くことになります。
身体を活性酸素から守る

ビタミンCには高い抗酸化作用があります。
老化や酸化から身体を守り、肌を活性化させ、紫外線による肌へのダメージを抑えて回復力も高まります。
また、酸化したビタミンEの再生に働いて、その抗酸化作用を復活させます。
そして、果汁よりも果皮の部分に多く含まれる成分に「フラボノイド」があります。
特にレモンに多く含まれているフラバノンが高い抗酸化作用があるので、果汁だけよりレモンの皮を食べることが身体を酸化から守ることに大きく貢献するのです。

免疫力アップ
ビタミンCは白血球の機能を強化し、免疫力を高める働きがあるそうです。
白血球が十分な働きが出来ないと免疫力が低下するため、回復力が弱まります。
今、とても重要になっている「免疫力を高める」機能がビタミンCにもあるんです。

他にもストレスや疲労を軽減したり、脂質代謝を助けるなどビタミンCにはたくさんの効果が期待できます。

コレストロールを低下させる効果

果汁中に豊富に含まれるフラボノイドで特にエリオシトリンという物質が食後の脂質代謝に非常に有効です。
血中のコレステロールを低下させる効果があるので動脈硬化の予防につながります。

レモン果皮部分にしかない成分

レモンの皮(果皮)で特にフラベド(外果皮)に多く含まれているのがクマリン類です。
これは、ガンの予防や抑制作用があるそうです。

匂い成分でリラックス効果

あのレモンの匂い、いいですよね。
レモンの香りはリモネンと言い、匂いを嗅ぐと脳のα波が増幅されてリラックス効果があるそうです。

レモン

皮を含んだレモンの栄養

レモンの皮にもビタミンCなどの栄養素があり、皮も丸ごと取ると、ビタミンやミネラルの量は同じ量で、約2倍になります。
また果汁部分には少ない、またはない成分で見逃せないのがフラボノイドやペクチン、クマリン類など。
皮に含まれる多量のペクチンは整腸作用やコレステロール低下作用があります。

クマリン類とは聞きなれない言葉ですが、果汁にはほとんど含まれず、皮部分に見られる物質です。
クマリン類はガンの予防や抑制作用があると言われている貴重な成分です。

レモンを丸ごと食べるおすすめの食べ方

あらためて、レモンに含まれる栄養成分、栄養機能成分を調べてみると、健康維持や美容面からみてもすごく魅力的な食品だとわかりました。
でも、レモンの皮も全部食べた方がいいよと言われても食べ方に困る人もいるかもしれません。
私が皮ごと食べるのを進めるのは、「塩レモン」と「レモン酢(レモンビネガー)」がきっかけです。
常備している塩レモンの記事です(作り方も)
それまで、柑橘系は好きだったけど、レモンにさほど興味がありませんでした。
たまたまネットで塩レモンを知って、実際に自分で作ってその美味しさにびっくり!

塩レモン

料理があまり上手とは言えない私でも、意外と簡単に作った料理がおいしくなるのです。
しかも、いままで作っていた味付けになかった味。
作れるレパートリーも少ないし和食な味付けばかりでしたがなんだかフルーティーな気分もハッピーになれる味。
シチューの隠し味や手作りパン、ラーメンにいれても美味しいし、塩焼きそばなんて簡単で美味しいうえに節約にもなる!
料理下手な私には、すごく助かる魔法の調味料です。
1度作ってから、切らさないようにして作っています。

もうひとつがレモンビネガー。

レモンビネガー

これは、妹に薦められて作り始めました。
レモンビネガーも調べてみるととっても身体に良いと知りこれも、切らさないように作っています。
ホットレモンにして飲んで、レモンも食べます。

甘酸っぱさが口の中でぎゅ~っと凝縮されて甘くて美味しい!

レモンも入れて最後にパクっと食べます。

レモンを丸ごと頂くためにわたしがおすすめするのはこの2つです。
今ではもう、レモン大好きに!
私は、レモンビネガー派ですが、はちみつレモンという手もあります。
酸っぱいのが苦手な人はハチミツレモンの方がよさそうですね。